季節を移動する方法は二つあって
それは時間を自在に移動できるか、もしくは緯度や気候の違う場所へいくこと。
だとしたら、前者はどう考えても無理。
そんな訳で緯度をぐっと下がって少し先の季節を感じて来ました。
とは言っても北海道の中で、です。
それも函館とかまではなかなか行けないので、苫小牧の近くまで春を感じに行って来ました。
今日は気温が高いことも昼から晴れることもわかっていたので、とても楽しみ。
スポンサーリンク
ここへ来たのは何年ぶりだろう
船がたくさんあるところへやって来ました。
ここでは空の色も、海の色も、こないだ見た日本海より春に近い感じがしています。
積雪もほとんどなくて、溶けきらなかった雪が少しあったくらい。
札幌はまだ雪解けが始まったばかりなのに、気候が全然違いますね。
そもそもの積雪量の違いはあるけれど、随分と春っぽい感じがする。
新緑の季節が待ち遠しい





コートを着ていると少し暑くて、ボタンを外して歩きました。
海から吹く風でコートが舞ってしまうけれど、それでも少し暖かい風だとなんだか心地よいくらいです。
海の青色も優しい色をしているようにも見えるし、何より雪の白が見えないだけで、随分と先の春の季節にやって来た感じがします。
あとは新緑の色が見えてくれば本当に春です。
春になれば芽吹いたり花が咲いたり木々に葉が付いたりして、町は色を纏っていくのでしょうね。
いまはまだそうして想像するくらいだけれど、きっとそれはあっという間に来て、そしてまた次の季節になっていくのでしょう。
少し先の季節の分まで
このあとしばらくまとまった時間が取れない気がするので、今のうちに少し先の春を観に行っておきたかったのです。
この場所では強い日差しも海の青さも、ぼくの求めていたもの以上で、とても心地よい時間でした。
人が撮れたらなあと思う
ここはとても好きな場所のひとつなのだけれど、フレームに人が入っていて欲しいロケーションだなあって、なんとなくそう思いました。
来ている服や表情ひとつとっても、季節感やその日の雰囲気など、もっと感じやすい画になると思うのです。
それに、ここの場所は人がいるのが似合う場所な気がします。
「ああ、誰か連れてくればよかった、誰か誘えばよかったなあ。」って思った。
ミニ三脚にカメラを置いて、セルフタイマーで自撮りしようかとも思ったけど、周りにはそれなりに人がいて、ちょっと恥ずかしくて出来ませんでした。
でも帰り道で、「やっぱり自撮りで練習すればよかった」とかちょっと後悔しました。
そもそも人を撮るってことは今までほとんどしたことがないから、新しいことをやってみるという意味でも人を撮ってみたいなあなんて思っています。