夕方の始まる合図
この日、久しぶりに放水路の橋のある小さな浜辺に来た。
前にも何度か記事にしたことのある場所だけど、冬の日に来たことはなかった気がする。
まだ雪解けが始まらないこの季節に、海を見たいと思って、小さな浜辺があるこの場所にやって来たのです。
柔らかな海風が心地よいとか、潮の匂いがいいな。とか、そんな事は望むべくもなく、厳しい冬の日本海や凍てつく寒さが待っているのも分かっています。
でも海を見たくなって来てみた。
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冬の午後3時の陽射しが好き

防風柵の隙間からキラキラと太陽の光が顔を出す。
レンズのリングを絞り方向に回して、目いっぱい冬の光を取り込む。
程よく傾いて真冬よりも力強い陽射しが心地よい。
僕はこの季節の午後3時のこうした時間が好きだ。
海辺まで出てみようと防風柵の終わるところまで行った瞬間、思っていたよりずっと強い風で身体ごと押されてしまいそうになる。
それをぐっと堪えて海の方を見るとすでに足跡があった。
その足跡をトレースして海辺へ近づく。
凍てつく風が吹くところ


冬の日本海
ここにはこじんまりとした砂浜があって、本当ならそこで寄せる波で海を感じたいのですが、やはり冬の日本海。
その砂浜までも雪で進めそうにありません。
この場所から午後3時の様子を何枚か撮る。
しばらくすると夕方になってすぐに暗くなっていくから、早めに退散しよう。
雪に映る午後3時

トレースを往復して
雪が溶ける頃にまた来ようと思う。
その時は潮の匂いもして、寄せる波ものんびり見られると思うのだ。
今日のところは釣り人が作ってくれたと思われるトレースを往復するだけだったけれど。
石狩放水路のところ

風車も見える場所
ここは石狩放水路が海につながる場所。
そして放水路の一番海側にある橋が望洋橋。その近くにある、こじんまりとした砂浜のお話でした。
最後になりますが、関連記事の下のリンクを軽く読んだところ、四年前の同じ季節に訪れていたことがわかりました。
ここまで「冬に来たことはなかった」なんて書いておいて、最後にこんなオチが待っていたなんて自分でもおどろきです。笑
せっかくですので下のリンク記事とセットで読んでもらえたら嬉しいです。
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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が誰かの何かのお役に立てば嬉しいです。