この橋を渡る時には石狩川の大きさをこれでもかと感じられるけど、すぐ向こうにはこの橋と並行するように鉄橋があって電車が行き来するのが見える。それはこんなにも広い川のどちらの岸にもちゃんと人の営みがあるってことを教えてくれる。
夕方にここから鉄橋を見ていれば、街中の会社や学校へ行っていた人が家路へ帰る夕方の雰囲気も感じられる。
それはたとえ電車に乗っているひとたちが直接見えていなくても、茜色に染まる鉄橋に電車が来るのを見ていると自然とそう思うのだ。
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これは前々回の記事から始まった、instagramのフォロワーさんからのリクエストやおすすめの場所で朝の時間を撮りに行くシリーズで、今回の記事で4箇所目の場所となり、これで最後です。
夕方の時間には時々見にくる場所ですが、ここもいつか朝の時間に訪れてみたいとは思っていて、今回の記事で実現することができました。
このシリーズの経緯などを、はじめから見て頂ける方はこちらからご覧ください。
また、前々回の記事では2箇所目の場所、前回の記事では3箇所目の場所について書いています。
同じ日の朝に、美原大橋、石狩大橋、十九線橋と、順にそれぞれの場所から朝の風景を観てきました。
そして、今回の記事はフォロワーさんから頂いたオススメの場所での内容です。メッセージには「札幌大橋、歩道から見ると鉄橋と川と朝陽を絡めることができます」と書いてありました。
ぼくもその風景を見るのが楽しみでならないな、そんな気持ちで朝の札幌大橋までやってきました。
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今日が始まる頃の朝。

札幌大橋へ着いた頃には太陽も結構昇り始めていて、夜と朝の間くらいだったこのシリーズの最初の記事と比べると大分時間が過ぎ、人々の生活が始まる頃の時間帯になっていました。
とはいえ、まだ朝の時間であることには違いはなく、朝焼けの雰囲気もまだまだあります。
そして、この時間帯にここへ来て写真を撮るのは初めてです。
どこをどこからどうやって撮ったらいいかなと、ここへ着くまでの間にすこし考えてはみたものの、結局ここへ着くやいなや鉄橋側の太陽が登ってくる辺りの綺麗な朝の空に見惚れてしまいました。
そういうわけで、フォロワーさんのオススメのメッセージのとおり、石狩大橋の歩道から鉄橋と川と朝陽を絡めて撮ってみました。
橋がぐらぐら揺れてる

この場所で難しかったのは、どこをどう撮ろうかなんてことより、この橋がぐらぐらと揺れてしまうことでした。
とくに大きなトラックが複数通り過ぎるときはぼくの身体も上下に揺れて、撮った写真は全部ブレブレになっているほどでした。
カメラの手ぶれ補正は縦の揺れには弱いのだななんて理屈っぽいことを思いつつも、本心では「あー、こわいこわい。。」と思うばかりでした。笑
それでも、この場所で撮れたいくつかの朝の写真を載せていきます。
よかったらご覧ください。
札幌大橋から見る朝の時間。



ここまで写真をご覧いただきありがとうございました。
また、このシリーズはこの記事で終わりとなります。
誰かのリクエストやおすすめの場所に撮りに行ってみるのは、本当に楽しいものでした。
あの日メッセージをくれた方々や、どうなるのかな?と思って楽しみにしていてくれた方や、こうして記事を読んでくれた方、みなさんにありがとうございましたをお伝えしたいです。
このシリーズは終わりますが、おささるろぐはこれからも書いていくつもりです。
これからもどうぞごひいきによろしくお願いします。
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他にも、朝焼けや日の出や朝陽のことを書いた記事は「朝陽や日の出」というタグでまとめてあります。もしよかったらこちらもご覧ください。