茨戸川の志美運河で見た毛嵐

話は少しさかのぼります。

石狩川でけあらしをさがしていて、なんとも綺麗な景色に出会ったあの日。

石狩川の河口辺りで、けあらしを探す

2022年1月21日

ぼくは茨戸川から石狩川へと繋がる「志美運河」でも朝の風景を見ていました。

今日はこのときのことを書いていきます。

曇りがちではありました

天候はあまり良くなく、空は雲で覆われていて、それでも雲の薄い隙間から太陽が昇ってきているのが少しわかるくらい。

正直あまり上手には撮れなかったのですが、でもここでもけあらしのような蒸気が川から上がるのを見ていました。

せっかくなので記事にして残しておくことにします。

スポンサーリンク

水門の向こうから日が昇る頃

気温は氷点下17℃近くでした。

寒い寒い朝、こんなところを歩いてカメラを構えるぼくは少々怪しい人に見えたかもしれません。

けれど、ここにも綺麗な風景があるんです、手がかじかむほどの寒さでもシャッターを押したくなる程の風景が。

この寒さではカメラのバッテリーはみるみる減っていきます。

でも落ち着いてゆっくり自分の目でここにある風景を見て、気になった一瞬を撮ろう。

そう思う。

蒸気が上がるのが見えてくる

志美運河に近づくと川の辺りから蒸気が上がっているのが見えた。

天候がよくないのであまりはっきりとは見えないのだけれど、多分けあらしだろう。

はっきりしない天候でけあらしを撮るのが難しいというのは今までの経験でだいぶわかってきた。

明るい朝日が挿す中で撮ると色のコントラストがはっきりとして、けあらしが綺麗に見えるのだ。

今日はそんな感じではない。

それでもなんとなくで良いからその雰囲気を撮ろうと頑張ってみる。

川面が見えるところまで来ると、蒸気があがっている様子が見える。

写真だとなかなかわかりにくいかも知れないけれどとても綺麗。

曇りがちの中の毛嵐も、写真映えこそしないけれど、雰囲気があって悪くはないと思うんだ。

朝の色が川面に映っていて少し綺麗な時間になってきた。

この時期の茨戸川は所々結氷している。

志美運河も所々凍ってはいるが水の流れはちゃんと見えている。

そんな川面に朝の色が映り込んでいる。

これをもうちょっと上手に撮りたいなあと思うのだが、ぼくにはこれくらいが精一杯。

空は朝の色をしているけど、どちらかと言うとやはり曇りがちだ。

なんとも言えない色の空と志美運河の辺り。

これはこれでとても綺麗な時間で、実際自分の目で見た様子はもっと美しかった。

結局のところ、とても寒い極寒の環境も美しさの一端を担っているということなのだろう。

暖かい部屋の中で写真を見ているのと、極寒の中でその風景を見るのでは、風景の感じ方が違うのは言うまでもない。

でも、そこに居る自分だけが感じることも写真であったり文章であったりで伝えられたらいいなと思う。

そしてこれからももっとたくさん綺麗な景色を探していきたい。

はっとするような美しい一瞬もそうだし、なんてことの無い場所で見るなんて事のない一瞬も。

他にも、朝焼けや日の出や朝陽のことを書いた記事は「朝陽や日の出」というタグでまとめてあります。もしよかったらこちらもご覧ください。

スポンサーリンク

*この記事のシェアはこちらから