元旦に水道管が凍結し、直すのに掛かった費用と、何をしたか。

はじめにこの文章で書くことを結論からいえば、

水道管の凍結をさけるには事前に水抜きをしておく他になくて、階下の1階が空き部屋だと上階へつながる水道管が凍結する可能性は高く、凍結した際の解決をむずかしくさせるものでもありました。

そしてある年の元旦に水道管を凍結させてしまった僕が解決のためにしたことは、

  • 管理会社に相談して階下の空き部屋を開けてもらうこと
  • 水道業者さんを探して来てもらい階下で作業してもらうこと

このことに、元旦という時間とお金(2万円代後半)を費やしてしまったという話です。

ぼくはもうあの年の元旦に起きたことは二度と繰り返さないと心に誓ったけれど、これを読んでくれた人が「この人は馬鹿だなあ、自分はそうならないように気をつけよう」と思ってくれたら僕の失敗も少しは報われるんじゃないかと思い、文章として残しておくことにしました。

この記事で書く内容はこれだけです。ここから書くのは時間軸とともに少し細かく書くだけなので、もしお暇があれば読んでみてください。

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水道管を凍結させました、ごめんなさい。

この話の始まりはある年の元旦から一週間ほど前に遡ります。

ラジオの週間予報では年末にかけて今年一番の寒波がくると言っていたのに「ここに住んで一度も水道管が凍結したことなんてなかったし、寝る時も室内温が下がったら自動でストーブが点くようにもしているし大丈夫でしょ」なんて思って高を括っていたのです。

そんな僕にツケがまわってきたのは元旦の朝のことです。

洗面所で顔を洗うため蛇口をひねっても水が出ず、水道管を凍結させてしまったのだとすぐに気がつきました。

でも以前に違う所に住んでいた際、水道管が凍結したけど水道管の辺りを中心に部屋を暖かくしておいたら2,3時間後には凍った所が溶けてちゃんと水が出てきたことがあり、今回もお昼には水が出るだろうと思っていました。

しかし待てども水は出ません。2時間ほど経っても、お昼になっても、午後になっても水は出ず、凍った水がぱきぱき溶ける音すら聞こえてきません。もう業者さんに任せるしかなさそう。

まず管理会社に電話をしましたが当然元旦なので繋がらず、そこで休業中用の連絡先へ相談すると自分で直接業者さんを手配して解決する必要があるそう。

さっそく町の広報誌に記載されてる水道業者さんに片っ端から電話をかけました。元旦に電話をかけてしまって申し訳ないと心から思いながら。。でも解決しないとトイレもお風呂も使えないわけで、電話をかけ続けました。

元旦の為どの業者さんもお休みで電話は繋がりません。

今度はネットで「365日24時間受付」と書いてある大手の水道修理店のお店に電話をかけました。事情を話して来てもらえるか聞いてみると返ってきた答えは、「寒波のせいで昨晩から同じような問い合わせが集中し、すみませんがそちらのエリアまで行くのは難しいです」という内容でした。

そもそも元旦で人手が少なく、明日も明後日も行けるかどうかがわからない状況だそう。

でも何とか来てくれる業者さんを探すしかない。

もう一度広報誌に書かれていた業者さん一覧を上から順に電話を掛けてみました。もう二巡目だけど諦めず。。。そうするとひとつの業者さんが電話に出てくれました。

業者さんへ状況を伝え、来ていただけないか相談しました。

そのすると、その業者さんからこのようなことを聞かれました。

  • 家は賃貸ですか?
  • 2階や3階にお住まいで、1階が空き部屋になっていませんか?
  • 管理会社に連絡は付きましたか?

その業者さんの方が言うには、1階が空き部屋でその上階で水道が出ない場合、凍結している箇所は1階の可能性が高く、賃貸なら管理会社に連絡して1階を開けてもらい、1階で水道管の凍結を溶かす作業をする必要があるそう。

質問はそのためのもので、もしその条件が一致していて管理会社に連絡が付かない状態だと上階で出来ることは限られ、解決できる可能性はとても低いということでした。

もし伺っても出来ることが何もなければ基本料金だけ頂いて帰ることになるのだけど、それで基本料金だけ頂くのは心苦しいのです。とも仰っていました。

実際当時住んでいた家の1階はテナントだったのですが、少し前に引っ越して空き部屋になっていて、ぼくはその上階に住んでいたので水道業者さんが言う条件と一致しており、おそらく1階が開かないとどうにも出来ないのだろうということがわかりました。

でもこの人にお願いするしか無い気がしました。

基本料金だけの結果だったとしてもきちんとお支払いするので来ていただけないでしょうかとお願いしました。

そしてまだ管理会社には連絡が付かないけれど、休業中の連絡先に掛けて何とか1階を開けられないか聞いてみますので、その間ぼくの部屋から何か出来ないか確認しに来ていただけないでしょうかと。

そうすると、わかりましたこのあと行きますので待っててくださいと仰っていただけたのです。

本当にありがとうございました。

ぼくはもう水道管を凍結させないと心に誓いました。

ぼくの部屋から作業出来ることはとても少ないことがわかったので、同時に1階を何とか開けてもらうことができないかと考え、再び管理会社の休業中用の番号に連絡しその旨伝えました。

しかしその番号は管理会社が休業中に受付だけしてくれる会社だったようで、その会社から年末年始に動いている管理会社の方に伝えていただけることに。

幸運なことに管理会社の方はたまたま近くに居たらしく、しばらくして1階を開けに来てくれました。元旦早々本当にすみません。。

そしてちょうど来てくれた水道業者の方に1階で作業を開始してもらい、しばらくすると無事にぼくの部屋で水が流れるようになりました。

これが元旦の日、12時間ほどの間に起きたお話です。

解決した後、水道業者の方からは「やはりこの建物の構造だと上階から溶かすのは無理だったでしょうね」と教えてもらいました。

そして水道業者の方へお礼をお伝えし、管理会社の方へお詫びし、今後はきちんと水道を落とすことをぼくは心に誓ったわけです。

またこの作業に掛かった費用は2万円後半くらいだったと記憶しています。

勉強代だと思ったので、この金額はいまでも覚えています。

このお話はこれでおしまいです。

ぼくは元旦が来るたび寒波がやってくるたびに、あの年の元旦のことを今でも思い出しますし、低温になる日には寝る前に水道を落として寝るようにしています。

これは水道業者さんが言っていたことですが、日中出かけて家を空けるときも水道を落としておかないと日中に凍ることもよくあるそうです

なので今は日中でも気温が低い日は水を落としてから出かけるようにしています。

この記事が何かの役にたてば幸いです。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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