鴨川食堂、食堂かたつむり、ごはんのおとも、初冬に読んだ美味しそうな3冊

食べ物の文庫小説

そういえば「読んだ本」のことをしばらく書いていませんでした。

記事にはしていないものの読書は続けておりまして、小説も実用書もコミックもあまり多くはありませんが読み続けています。

最近は本がスラスラ読める時期と、そうでない時期があることに気がつくようになりました。

これはその時に読んでいる本によるところもありますが、自分の身体が「今日は読めないなあ」なんていう時もあるように感じます。

でも調子よく読める時は本当に楽しいんですよねー。

文章の書き方もうまくなる気もしますし。

実際、本をちゃんと読んでいる時期はBlogもちゃんと書けている気がします。「街を歩いて気になったところをよく見て写真に撮ってみる」というこのBlogのテーマも、文章が書けて初めてBlogとして成り立つので、普段から本を読んでいることは文章自体の書き方やストーリーの組み立て方の参考にもなっています。

手っ取り早く「文章の書き方」を学べる本を読むのもよかったですしねー!

新しい文章力の教室

忙しくて時間がない、文章が書けない、服を選べない、と思った時の3冊

2017年9月12日

そして読書のループができた。

つまり、本を買って読むと当然書棚がいっぱいになるのですが、下のように買っては読んで手放す。ということができるようになれば書棚はいっぱいにならず、自然と読書は続きます。

これは大きな発見でした。

読書のループ

本を買って本棚に入れる→読んで自分の感性として取り入れる→Blogに書いて感じたことをシェアする→本を寄付するor売って本棚から無くなる→本を買って本棚に入れる

(以下無限ループ)

これで永遠と本を読み続けられます(笑)

「でも、本を売っても安いんだよなあ」って思う方は、寄贈しちゃうのもありだと思います。

例えば札幌のお隣、江別市大麻にあるブックシェアリングさんなんかもそうです。

一般社団法人北海道ブックシェアリングは、家庭や団体などから「読み終えた本」を引き取り、本を必要としている施設や団体に届ける活動を行っています。みなさまからの本の寄贈をお待ちしています。一般社団法人北海道ブックシェアリングさんより引用

今はこんなふうに「本を繋いでくれる」団体もありますから、利用しない手はありませんよね。

自分の書棚からなくなって新しい本を取り入れられる。しかも寄贈した本は必要とする誰かの手に渡っていくのですから嬉しいです。

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食べることの幸せを感じずにはいられません

ということで、今回読んだ本のお話です。

ご紹介する3冊はどれも「ごはん」に関するものです。

ぼくは食べることに以前は全然興味がない人間だったのですが、ここ数年は少しずつ楽しみ方がわかるようになってきました。出かけた先で気になるお店に入ってみたり、こんなふうに食に関する本を読んだりすることで、そのありがたみや楽しみを知り始めています。

「鴨川食堂・柏井 壽」


味の記憶を求めて

”食”探します

そんな料理雑誌に掲載された一行広告を頼りにご縁でたどり着くひとは、食べてみたいものに再び出会えるという不思議なお話。

食べ物とそれにまつわる記憶、思い出、それらをもう一度食べたい人たちの思いはそれぞれのようです。食べ物と人の暮らしというのは生きている中で多くを占める要素で、とても大事でありがたいものなのだなあと思わずにはいられません。

それに舞台になっている京都の街並みや季節の移ろいも思い浮かべながら読むことができます。ぼくの場合、京都は修学旅行で一度行ったきりなので、改めて一度旅行してみたくなってしまいました。

作品内に登場するトラ猫のひるねがなんだか可愛らしいです。

「食堂かたつむり・小川 糸」


ご飯が作れるっていうしあわせ

とあることがきっかけで今までの生活の様々なものを失い、そのうえ声までも出なくなってしまいます。故郷に戻ってまさにイチからリスタートする生活は食堂をはじめること。

作る人と食べる人の距離感は近すぎでも遠すぎでもないけれど、食べることを通して生まれる魔法のような時間や空間は、作る人の覚悟と食べる人の感謝の両方で成り立っているのだなあと思います。

ぼくも読後に思い立ってご飯を作ってしまいました。

クリームシチュー。ですけど

それにしても自分で作るご飯ってどうしてこうも美味しんでしょうね。

もっと色々なレパートリーができると良いなあ。と思っているのですが、いかんせん料理は時間がかかると思い込んでいる節があって、これも効率を求めればちゃちゃっと短時間で作れるはずだと思うので、あれこれ挑戦してみたいと思っております。

「ごはんのおとも・たな」


美味しそう、よだれ出ちゃう

3冊目はコミックです。

それぞれの生活に登場する、ちょっとしたすてきな食べ物。

これらがもう絶品で、コミックですから絵も

絵も美味しそうなんですよ!

ああああ、お腹減ってきたあああ。

登場する料理の品々にはそれぞれレシピが書いてあって、これはもう作りたくなってしまうではないですか!!

生活の生産性をあげて料理を楽しむ時間を増やそうと強く思った一冊です。

ごはんって本当に良いですね!!!

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