二十四節気でいえば「清明」
4月5日〜4月19日の頃です。
春の清々しく明るい季節といわれており、本州だと桜も満開の頃でしょう。
北海道札幌周辺では、桜が咲くのはもう少し後になります。
でも今年は桜前線がとても早く北上していて、札幌の開花予想は4/15頃、そして4/20頃には満開になるそうです、とても早いですね。
ひと昔前までは札幌の桜はGW過ぎに咲いていたような記憶があり、ここ数年だとGWの頃に咲いていて、行楽シーズンと重なり街が賑やかになるのが楽しいなと思っていました。
でもまだ夜は寒くて。
こうして、さまざまな草花の成長具合は季節を僕たちに感じさせてくれ、それを成長させているのが春の陽気なのでしょう。
とくに今年の春はとても暖かく感じます。
けれど、日が暮れると本来の季節に沿うような肌寒さを感じ、外を歩く時にはまだ上着も必要なのです。
今日は、そんな清明の頃に札幌市内で夜の旅をした、日記の様なものを書いていこうと思います。
みなさんには春の日差しのように暖かな目で読んでいただけると嬉しいです。
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夜のドニチカきっぷ旅。

ドニチカなら、ちょっとした旅気分。
この日は朝からドニチカきっぷで外出していました。
ドニチカきっぷというのは、土日祝日や年末年始に、札幌市営地下鉄が520円で1日乗り放題になるお得な切符なのです。
それがどれくらいお得かといえば、例えば真駒内駅からさっぽろ駅まで片道290円(往復580円)なので、この時点でドニチカきっぷの方が60円お得という具合です。
これは2023年4月現在の運賃計算で、今後変わってくることはあるかもしれませんが、少なくとも現在は一度でも途中下車をしながら往復すると元は取れる感じです。
そう考えると、とってもお得ですよね!
そんなわけで今日はこの切符で、用事を終えた夕方から札幌地下鉄沿線をほっつき歩いて、ちょっとした夜の旅でも楽しもうかと考えたわけです。
お腹がぺこぺこなのです。
まあ、何はともあれ、まずは腹ごしらえですよね!
18時くらいにもなれば自然とお腹も空いて来ます。
札幌駅直結の札幌国際ビル地下1階にある「カリーハウスコロンボ」へ向かいました。
ここは以前から来てみたかったお店なのです。
でも、正確に言えば既に何度も来てはいるのですが、いつもお客さんがいっぱいでなかなか入ることが出来ずにいて、でも今は休日の18時過ぎ。ちょうどお客さんが空いている頃のようで、幸運にも並ばずに入店できました。
たまごカレー800円を頼み、美味しいカレーを食べていると、風の便りで聞いた通りにカレールーの継ぎ足しをしてくれ、食後にはアイスが出て来ました。嬉しい!!
これでお腹も満たされ、ひと安心です。
さあ夜の旅の始まりです。
南郷13丁目で下車。

今日の目的とルートについて。
今夜はそれほど時間もありませんので、夜の旅の計画はシンプルに。
南郷13丁目駅へ着いた時点でに時刻はすでに19時をまわっています。
さっぽろ駅から大通り駅まで南北線に乗り、そこから東西線で南郷13丁目まで移動してきました。
今夜はここから歩いて、月寒東にある「月見湯」へ行き、そこでゆっくりとお風呂に浸かり、暖かくなった身体で月寒の街を少し歩いて帰るつもりです。
その前に南郷13丁目駅近くにある古書店にも寄ろうかなんて考えていますよ。
どうですか、楽しそうな夜の旅でしょう。
夜の旅のはじまり。

いざ古書店へ
今夜寄ろうと思っていた古書店は「ももねこ書店」というお店。
南郷13丁目駅から月見湯へ向かう道沿いにあり、今夜の旅の楽しみのひとつだったのですが、今日はすでに閉店時間を過ぎていたみたいで、残念ながらお店に寄ることはできませんでした。
でも近いうちに必ずまた来ます!


サイクリングロードの上を跨ぐように
気を取り直して再び歩いていきます。
ももねこ書店さんからしばらく歩いていくと、サイクリングロードの上を通っていきます。
ここは昔、旧国鉄の千歳線の線路があった場所で、そこがいまのサイクリングロードになったという訳です。
少し昔、遠い街まで続く線路がここにあったかと思うと、とても感慨深いものがありますね。
気温は5度を下回ったでしょうか、少し冷えて来ました。
早足で先を急ぎます。
月見湯へ到着。


月見湯へ到着、サウナ!露天風呂!!
建物に入ると、番台のある広い休憩室があり、とても開放感があります。
お風呂から上がったらここで少し休憩しよう。
こんな休日の夜に来たので、結構空いているのではと思っていましたが、月見湯は夜の12時まで営業しているのでお客さんはまだまだひっきりなしに沢山やってきます。
番台で代金を渡し暖簾をくぐり、夜のお風呂をいただきます。
脱衣所や浴室は昔ながらの銭湯という感じではありますが、各設備はちゃんと手入れが行き届いていて、皆に愛される銭湯だというのがよくわかります。
浴槽は主浴槽、超音波、バイブラ・バス、それに露天風呂まであり、そして月見湯はサウナも人気なのです!
ちなみにここは銭湯ですから、タオルやシャンプーなどのお風呂道具はちゃんと持って来ました。
ひととおりお風呂とサウナをいただいた後は身体と髪の毛を乾かして着替え、休憩室であわあわの飲み物を購入し、スポーツ新聞を読みながら休憩させてもらいました。
なんて最高な時間でしょうか。夜の旅は素晴らしいです。
旅のつづき。


熱を帯びた身体と、夜の散歩
休憩室でしばらくお休みしても、身体はぽかぽかのままです。
月見湯を出た後は、すぐ側の国道36号線を歩いて月寒の街散歩といきましょう。
夜の旅のつづきです。
つぼやビルが綺麗な雰囲気になっていて少し驚いたり、通り沿いの昔からある建物がそのまま残っていたり。
そんな風景を見ていると、なぜだか突然コーヒーが飲みたくなったので、角のファミマでコーヒーを買い、さらにほっつき歩いていきます。
あんぱん道路の辺りを歩いたり、曲がりながら坂になる道路を歩いたり。
夜の旅は楽しいです。
おやすみなさい。

身体が冷えないように。
せっかく銭湯で暖まった身体が冷えないように、カバンに忍ばせていたフリースを着込みました。
外の気温は5度ほど。
お風呂で暖かくなった身体にはちょうどよい外気温ですが、体が冷えてしまう前にまた地下鉄に乗って帰ります。
地下鉄駅に入る前、空を見上げると綺麗な星の夜でした。
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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が誰かの何かの役に立てば嬉しいです。