前の記事では茨戸川でカモメをみているとそよ風が心地よいことを書きました、そしてそのあと風に運ばれるように同じ川沿いにある石狩図書館までやって来ました。
そうだ、夏といえば夏休みだった。
普段平日に来ることが多いせいか割と空いている印象のあった石狩図書館ですが、学校が夏休み時期の図書館は大勢の人が来ていました。この日は芸術コーナーにあったナショナルジオグラフィックの写真撮影技法の本をお気に入りの座敷コーナーで読んでいたのですが、この本がとても勉強になる一冊でした。
今度書店で買って自分の本棚に置いておきたい一冊だと思ったのですが、ネットで検索しても古書でしか出てこない、、、。もう売ってないのかなあ。
とにかくこの本の素晴らしいのは、
写真を撮る時の心得がとても細かく、わかりやすく書いてあるところ。
何を撮りたいのか、時間帯はいつ撮るのか、風景を見て綺麗だと感じて写真に撮りたいと思ったポイントはその風景のどこなのかなど 。
よく見て考えて撮るという、多分写真撮影に詳しい人であれば基本的かつ重要なことが書かれている本で、いままでいかに自分が適当に写真を撮っていたんだろうと思う程でした。
そんな訳で、ぼくはこの本をなんとかして手に入れて、何度も読んで、そして何度もよく考えて写真を撮っていけば撮影が今よりもっと上手になるんじゃないかと思っています。
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茨戸川と川辺のたのしみ
閉館時間近くになって図書館を出て、裏側にある茨戸川の川辺を歩くことにしました。
そよ風は夜の予感がします、じとっとして少しひんやりしています。
あれはサギじゃないだろうか

向こう岸に白っぽい何かが見えます
目を凝らしてよく見ても、茨戸側の川幅は結構あるのであれが何かよく見えないのです。
僕の視力じゃトリミングした上の写真みたいに見えるのが精一杯ですが、
多分、鳥じゃないかなと思うのです。
しかもサギ。
サギといえば月形の皆楽公園で見たのはそれはそれは雰囲気がありました。札幌の中心部じゃほとんど見かけない、少し大きくて存在感のある鳥なのですが、首の長いのが印象的でとても好きな鳥です。
うーん、でもやっぱりこの距離じゃよくわからない。
Rokkor 50mm F1.4レンズのフォーカスリングを鳥らしい物体に合わせて1枚撮って、その写真をファインダーで拡大してみます!
拡大しますよー

おお、やっぱり鳥っぽい
そしてサギっぽい。
向こう岸まで行って確かめてみたいなあと思いましたが、ここを渡る橋はこの辺にはないので向こう側へ行くことはできません。
けれど、ここからあんな風に小さく見えるのがまた良いんじゃないかなあと思いました。
今度来る時は単眼鏡持ってくることにします。きっと図書館裏の散歩がもっと楽しくなりそう。
川辺はこんな景色です

カエルも歌っています
何度も来ている石狩図書館裏の川辺ですが、カエルが歌っている絵が書いてあるのは全然気がつきませんでした。
きっと今までも視界には入っていて、ただ気にとめてなかっただけなのだと思う。
ちゃんとよく見ているといろいろなものが見えるものですね。
木漏れ日が綺麗でした。

心地よい西日
家の中に入る西日は部屋の温度をどんどんあげて、むわあっとさせてしまう厄介者だと思っていましたが、こうやって見てみるととても綺麗です。
Rokkorのオールドレンズ越しだからというのもあるけれど、どの西日も本当は全部同じで、どうやって見るかってだけでこんなにも違うものなのですね。
大きな木がある安心感

強い風が吹くとざああという音が聞こえます
波の音のように雄大で安心な音がします。
この場所にいると心地が良いのは大きな木が揺れる音も、その要素のひとつになっていることにも気がつきました。
サスイシリの森

大きな公園があります
石狩図書館と川辺の近くに「サスイシリの森」という公園があります、とても広い場所です。
それにしてもなんだか不思議な名前です。「サスイシリ」ってどんな意味かなあ。
そしてどんな物語があってつけられた名前なのかなんてことも気になります。
次に度図書館に行ったらなにかわかるものがないか探してみよう。