つぼみは膨らんできている
さて、この記事から見始めた方は何の話だかわからないかもしれませんね。
ですので、最初に少しかんたんに説明しておきます。
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石狩市五の沢にある、五の沢小学校跡地には現在門柱だけが残っており、そのそばに木が生えていて。
その木には5月下旬になると綺麗な白い花が咲くのです。
上のリンク記事は数年前に見たものです。
その花の咲く様子を今年久しぶりに見たくて、5月中旬から何度となく五の沢へ通い、このブログに書き続けてきました。
前回の記事では赤いつぼみが見えて来たところまで書いていました。
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こうして同じ場所を短期間に数回訪れることで気がつくことがあった。
それは穏やかで暖かい日差しや時折降る雨、また寒暖差によって、春の息吹は確実に自然の中に届いているのだということ。
そしてそれは次の初夏へと繋がっているのだろうということ。
この日は、前回来た時には聞こえなかった鳥の声が聞こえていて、ぼくの周りには小さな虫が飛んでいました。
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季節が進んでいく

たんぽぽの花
前回訪れた時にも少し咲いてはいたが、今日は門柱の向こう側、校舎があった辺りから校庭にかけては、タンポポがたくさん咲いていた。
辺りが黄色い花でいっぱいになるのは見ているだけで嬉しくなる。
季節が進んでいるのがよくわかる。
同じ場所を定点観測のように短期間に何度も訪れる、そんなふうに季節を感じるのは何だか心地が良い。
りんごの木
そして色々調べて見たところ、この木はやはりりんごの木ではないだろうか。
「エゾノコリンゴ」もしくは「ズミ」。このどちらかではないかと思っています。
この美しい白い花が咲く木がどんな名前なのかについては、またいつかじっくり書こうと思います。
今日の五の沢はここまで。
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短期間に何度も訪れているため同じ様な写真や話題になってしまうので、ここからはその帰りに歩いた川辺で撮った鳥や花の写真を載せていきます。
北海道の今のこの季節を感じてもらえたら嬉しいです。







春がすすんでいく
芽が出て花が咲いて。
そしてあっという間に木々の通りはうっそうとし始めてきている。
ミツバチが働いていたり、鳥が子育てをしてたり、綺麗な声で鳴いていたりする様子もわかる。
そんなこの季節を歩いているだけで、なんとぜいたくな時間だろうと思う。
色や匂いであふれている
この日歩いた川辺は、咲き始めた花や草の色や匂いでいっぱいで。
そして鳥の声や春の風には、まるで色があるみたいにも感じられました。
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今夜は「おおかみこどもの雨と雪」オリジナル・サウンドトラックを聴きながらこの記事を書きました。
ぼくの好きな作品のひとつです。
12曲目に収録されている「きときと-四本足の踊り」という曲はCMでも使われているので、聞いたことがあるって人も多いかもしれませんね、ぼくも好きです。
ほかにも「ねね」という曲も好きだし、そして何よりこの作品を全部通して聞くのが好きです。
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今年は何年かぶりにちゃんと春を感じている気がする、そしてその先の季節もしっかり感じていたいな。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
*追記
この数日後、五の沢の木が開花しました。
よかったらこちらもご覧ください。