もう何年も前に撮った写真の話です。
ここは札幌から車で1時間くらいの距離にある「月形町」
町の印象としてメロンやトマトってすぐに思い浮かんでしまうのは何度も訪れたことがあるからでしょうか。
多くの方が思う月形町は樺戸集治監と開拓の印象が強いかもしれません。
そのあたりの歴史についてはこの町にある、立派な月形樺戸博物館で心ゆくまで堪能できます。
そんな月形町にはキャンプ場として有名な「月形皆楽公園」があります。
今回はここでの話。
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街なかで見かける鳥とは違いました
その鳥を見かけたのは或る年の6月、
この公園を散歩していた時のことでした。
ぼくはこうして橋の写真なんかを撮っていました。

この頃はというと、RokkorのOLDレンズをLumix GF3に取り付けて、開放でばかり撮っていました。
なんせそのレンズは50mm F1.4単焦点でしたので、マイクロフォーサーズ規格のGF3に取り付けると35mm換算で100mmのちょっとした望遠になり、その画角とF値1.4という明るいレンズならではのボケ感のある写真が簡単に撮れてしまうのです。
こうなるといつもボケ感に頼りきりで、どんな風景や被写体でもF値1.4で撮っていたのを思い出します。
この日は写真の練習がてら、被写体になりそうな風景がある月形公園の中をカメラを持って散歩していました。
皆楽公園の中でも、この「赤い橋」はひときわ雰囲気があって、何枚も何枚もいろいろなアングルからシャッターと切っていました。
そして気がつくと、見慣れぬ鳥が居ることに気がつきました。
見たことのない鳥がいる

ぼくは元々インドア派だったので、花の名前も鳥の名前も全然知りませんでした。
今は詳しいかというと、そういうわけでもないのですが、前よりはすこし興味を持って接しているはずです。
話を戻して、この鳥です。
なんときれいな鳥だろう、ぼくの住む町じゃ見たことがないし、赤い橋の上に立つ変わった鳥なんて物語の最初のページみたいだなあ。なんて思って見ていました。
鳥はバタバタっと飛び、小島のようなところへ移動しました

光をまとっているようにもみえる。。
これはまた雰囲気のある場所に移動してくれたものです。
ぼくの撮影技術じゃぜんぜんうまく撮れない、肉眼でみてた方がずっときれいでした。うん、悔しい。
それでも頑張って何枚か撮って、そのうち1枚を今回記事にするにあたって編集したのが一番上に載せた表紙の写真です。
ちょっと編集やりすぎたかなあ。とは思うのですが、露出を思い切って下げるのはあまりやったことがなく、写真を撮る時の設定の参考にもなるなあ。なんて思えたのでよしとします。
鳥が光をまとったようにもみえるのは、このレンズをF値1.4にした時の特徴というオチです。
鳥のなまえは

家に帰ってからあれこれ調べると、この鳥は「サギ」の種類であるらしく、それほどめずらしいものではなさそうでした。
それでも街中じゃ見かけない鳥なので、鳥も良いものだなあ。なんて思ったことをこの記事を書きながら思い出しました。
また同じ季節に行ったらまたこの鳥に再会できるかなあ。