胆振を西へ、曇り空と歩く

登別港線

ここ数年、初夏になるといつも感じていることがある。 「6月はまだ肌寒い日もあるはず」という、今までの体感からの予想とは程遠く、暑い日々があるってこと。 それをトレースするように今年も6月の暑さが始まった。 そんな折に少し…

気温21度、爽やかな風と恵庭を歩く。

恵庭の漁川と黄金橋

次の休みはあの街の緩やかなカーブの道を歩いたり、大きな川を渡ったり、ぼくの住む街より少し涼しい風を浴びたいな。 数日そんなふうに思いながら、この日降り立った恵庭の街で最初の1枚を撮ると、何とも言えない違和感がありました。…

5月、花のころ。

5月の桜

桜の花を撮りにあちこち行きたいところではあったけれど、なかなか都合もつかないってこともありますよね。 ぼくも今年はあまり桜の写真を撮ってないなあと思いつつ、八重桜の頃にカメラを持って出掛けてきました。 いつもの場所が桜色…

冬の夕方に見た色を、拾って集める。

夕方の山々

北海道の冬は雪に覆われて全体的に白の風景になる。 そして天候が悪いとグレースケールのような世界になり、色彩はほぼなくなってしまう。 おかげで吹雪が止んだあとの澄んだ青空などは、乾いた喉を潤してくれる水みたいにありがたくて…

三日月湖のある辺りで。

三日月湖のある辺り

冬の夕方。 冬の日暮はとても早く、暗くなってしまうと帰り道がおっくうになってしまう上に、なんだか心細くもなるので、なるべく帰りたいところだ。 けれど、悩ましいことに辺りの景色が美しく見えるのもこの時間帯で、早く帰りたい気…

宮村と幌向川のこと。

冬の幌向川と宮村

川の流れ。 水というのは人間になくてはならない大切なものです。 飲料としては細胞まで栄養を行き渡らせてくれて、老廃物は体の外へ出してくれる。 また、生態系の営みにも水は欠かせず、その水を運んでくれる川もまたとても重要なの…