先月からほぼ自分の記録用としてこのBlogに自分が読んだ本を書くことにしました。
読書はつい数年前からの初心者で、恥ずかしながらそれまで読書の習慣は全然なかったのです。
でもいまは通勤とか休憩中とか寝る前とか、ちょっとした時間で少しずつ読んで楽しんでいます。
読書癖が付いたおかげで、新しい知識や舞台になる街のことや文章の書き方なんかも知ることが出来るので、あらためて「読書は良いなあ。」と思ってます。
読書は良いことだらけ。
って誰か偉い人が言ってましたけど、確かにそんな感じがします。
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8月はこんな本を読みました
8月の夏はわりとたくさん読んでいて、実用書が多いのでそれは別に記事にしたのが下の3冊です。
- 新しい文章力の教室(唐木元)
- 自分の時間を取り戻そう(ちきりん)
- 服を着るならこんなふうに(縞野やえ)
そして、小説はこの2冊を読みました。(ホルモーは今読んでる最中)
「花桃実桃・中島京子」
アパートの住人を大家さん側から見るたのしみ
主人公の女性が、ある日会社をやめてアパートの大家さんになるという所からお話が始まります。
そこからは出るは出るはの、変わった住人オンパレードのストーリーです。
全体に流れる、カリカリしない優しい雰囲気がこの本の良いところでした。
舞台のアパートはひいき目に読んでもオンボロ感があります。それが登場人物の雰囲気ともすごく合っていて、やっぱりロケーションとか舞台とかってそれ単体でよければ良いってわけじゃなくて、その物語や登場人物なんかと違和感なく馴染むってのも大事なんだなーなんて思いました。
そんなアパートの大家さんから見た住人たちの世界を垣間見るような、そして自分はこれからどうしようかなと。
他人のことも単なる他人ごとではなく、そして自分のこともひくつにならずに、全部が繋がっているような世界がやさしく淡々と続いていくこの1冊はなかなか楽しめました。
この作家さんの別の作品も気になってしまいます。ちなみにこの本の「花桃実桃」というタイトル、
読み方は「はなももみもも」です
2.「鴨川ホルモー・万城目学」
ホルモーってなんですか。
今、まさに読んでいる真っ最中です。
言わずもがななくらい有名な1冊なんでしょうけれど、読書初心者のぼくには強烈な感じです。
まだ割と最初の方を読んでいるのですが、
「何これ」
という、摩訶不思議な世界に僕自身が片足を踏み入れてしまっている感は否めません。
舞台が京都というのも、その不思議さを受け入れてしまえる要素なのかなと思います。こんなブログを書いているぼく目線なので、どうしても「ロケ地が気になる」的な読み方をしてしまうのでしょう。
そしていまぼくは、浴衣を着た人たちが登場するシーンを読んでいるのですが、
その先がすげー気になるんですけど!
「次の通勤時間早く来い!」
「早く帰りの電車に乗って本を開きたい!」
と、まるで勤労にとても意欲のあるような思いさえ抱かせてくれる読書って、本当に楽しい。
ありがとう読書。