気になっていた古書店のお話です。
場所は札幌市北区北18条東1丁目。
既にここでお店を構えて数年になるらしいのですが、ぼくがこの古書店をしったのはわりと最近で、それからというものずっと来てみたいなあと思っていました。
ここへ来たかった理由のいちばんは、Webで古書販売をされていた方が実店舗も始めたというところに興味が湧いたからなのだと思っています。
それに本当でしたら「わたしは旅の本が好きで。。」とか書いた方が今回の記事では印象は良いのでしょうけれど、
バックパッカーをしたこともヒッチハイクをしたこともないぼくですから、そんな事を書いてもうすっぺらにしかならないのはみえみえですので、正直に書いておきます。
販売業にはいたことはあるので店舗を持つことの大変さなんかは本当に少しですけれど想像がつき、Webから店舗に行くって大変だろうなあ、でもそういう事をする方だからこそ醸し出す雰囲気のお店なのだとしたら行ってみたいなあと思っていました。
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シャンティブックスさんへ、いますぐ行きたくなったので行きました
思い立ったらすぐ行っちゃいます。
休みの日お昼頃に起きて、
寒い1月末札幌の街をあたたかいコートを着て行ってきました。
迷うこともなく、到着しました

南北線北18条で降りて、創成川を渡って少し歩くとたどり着きます。
夏の夕方なら涼みがてら札幌駅から歩いて来ても良いかなあなんて思いますが、今は1月下旬マイナス気温の中を札幌駅から歩いて来る勇気はありませんでした。
旅の本以外にも、音源だったりいろいろな本がありました

店舗へ入ると先客がおひとりいらっしゃって、店主とお話しされていました。
その間ぼくは店舗の中を本棚から本棚へと目を移して、とある本を手にとって一旦書棚へ戻し、ふたたび手にとってまた戻し、ああやっぱりこれ欲しい。そうやって優柔不断のぼくが登場です。
それでも次この本に出会うのはいつになるかわからないと思い、それを手に会計へ向かいました。
それは「石狩百話」という本です。先日石狩川河口の記事を書きましたが、そのあたりの事も含めて石狩の歴史がたくさん書いてありそうな本でした。
これくださいとお会計で少しお話ししました

この店舗をどうやって知ったのかということなど冒頭で書いたような事を少し話しました。
お店の写真を撮ってBlogに載せても良いですかと聞くと、2文字でいうところの「快諾」しかも店主は本当に気さくな方で「写真お好きなんですか僕もです」なんて話してくれたり、気になっていたなぜ店舗を持ったかって事も、そこまでに至るストーリーを話してくれました。
あとはぼくのBlogを見せてくださいとおっしゃって、おささるろぐって検索してみてくださいというとその場で見てくれたり、あれこれ忙しいはずなのに結構な時間をお相手してくださったことは本当に嬉しかったです。
きっと旅に行きたくなる

この寒い北海道の冬でお店は暖かかったです。
書棚にはたくさんの旅や色々な本。
旅は嫌いではないのですがまとまった休みを取らないといけないことや計画を立てたり重い腰をあげたり、そういうのが自分では得意ではないと思っていていままで海外旅行というのは行ったことがなかったのですが、よく考えてみればこのBlogで去年の夏に一日散歩きっぷで1日JR読書旅なんて事をやってみたり、札幌市内や近郊をあちこち行ったり来たりしてたくらいですから、距離が違うだけで別に「旅(海外)」って特別なわけじゃないんだろうなあなんて思いながら店内の書棚を見ていて思いました。
店舗に行くとWebじゃわからないことがいっぱい、みんな行ってみたら良いと思う

訪れて見たShanti Booksさんの印象は、Webではわからないけれど本がこんなにいっぱいあるんだなあとか、やはり旅関係のが多いなあとかで、もう見たままそのお店の雰囲気が感じ取れるのが楽しかったです。
いろいろな本がありますし、買取もしているようですし、気になる方は是非行って見たら良いと思います。
ぼくもまた行ってみます。
そして旅をしたくなりました。