まだ何となく眠たさが残る朝方の風景。それは陽の角度のせいか、それとも朝露の湿度とか、朝焼けの残像みたいな空の色とかが重なったものなのか。
あるいは、ぼくがまだぼんやりしていて、そう見えていただけかとも思ったのだけれど、この時に撮った写真をあとから見ると、やはりなんとも言えない朝の空気が写っていました。
今日はそんな朝の雰囲気を感じる写真を載せながらお話ししていきます。
この記事で伝えたいことといえば、朝の風景っていいよねっていう、ぼくのぼんやりした感想でしか無いのですが、「たしかに朝の空気ってこんな感じかもな」なんて思ってもらえたら嬉しいです。
よかったらお付き合いください。
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9月のこと。

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/4000s
時刻は午前6時30分
この写真を撮ったのは暑い夏が過ぎた9月のおわり、朝方は少し涼しくて二度寝も心地よい季節です。
この日はずいぶんと早起きをして、早朝4時頃から丘珠の辺りへ、夜が終わるころから朝が始まる風景を見に行っていました。
そのあと、水辺の風景も見たくなって、この辺りまでやってきたのです。
時刻は午前6時30分頃。
近くの幹線道路では通勤の自家用車やバスで交通量が増えてきて、街が動きだしていくのがわかります。

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/4000s
川が集まるあたり
ここは「創成川」、「発寒川」、「伏籠川」が合流して「茨戸川」へと流れる辺りで、札幌ではいちばんの水郷地区ではないかと思っている。
野鳥を眺めるにもいいし、穏やかな大きな川の流れを見るにも良いところです。
この写真は「東茨戸1条1丁目」というバス停の前から撮りました。このバス停のことは何年か前にも書いたことがあります。
そして反対側も眺めは良く、日の出時刻に近い時間帯はなかなかの美しさです。

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/4000s
空と川の青色。
朝6:30の空は澄んだブルーで、今日もいちにち良い日になりそうな気持ちになる。
この日がお休みだったからというのもあるけど。
それにしても晴れた朝の空はいつだってこんな感じで爽やかだ。炭酸でも混ざっているんじゃないかってくらいに。
そういえばここでは、冬のいちばん寒い頃に「けあらし」を見たこともある。冬の気候が厳しい分、夏の終わりの朝はとても穏やかな時間が流れている。

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/4000s
大きな川と。
広い茨戸川にかかる茨戸大橋。
夜には街灯が川面を照らして、幻想的になることをぼくは知っている。
それを見に来たのも冬の日でした。
ただでさえ気温が低いのに、川は風の通り道になっていて、橋の上を歩いているだけでどんどん体温がうばわれそうになる。
こんな場所を夜中に歩いたり、写真を撮りに行ったりすることはおすすめも出来ないけど、案外近くにあるけどわざわざ足を運ぼうと思うことがなかった場所に行ってみるのは案外たのしいものです。
こうして朝が終わっていく

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/4000s
堤防を歩いていく。
川沿いをずんずん歩いていくうちに時刻は朝の7:00を過ぎていて、夏の余韻みたいな日差しが背中をジリジリさせて汗ばんできた。
帰りにどこかでアイスコーヒーでも飲んでいこうかな。
今日も良い日になりそう。
自然とそんなふうに思えるのもなんだか不思議です。早朝の散歩はなんだか元気が出ますよね。
ところで、先日から読み始めた本、かなり前にNHKラジオで朗読していて興味を持っていたのですが、やっと手に入れました。
寝る前に少しずつ読み進めている。
そういえば学校に通っていた頃も、テストの文章問題で抜粋された小説を読みたくなったこともあったななんて思い出します。
今日も最後までおつきあいいただきありがとうございました。
この記事がどなたかのお役にたてば嬉しいです。