篠路川・自然とふれあいの広場へ、小春日和の午後

篠路川自然とふれあいの広場

季節は雪が降っては溶けてを2度3度繰り返し、木々の葉もほとんど落ちた頃。

この日は久しぶりの穏やかな陽気で、茨戸川のほとりにあるガトーキングダムを目指した。

目的は温泉施設でもシャトレーゼのお菓子でもなく、そのすぐそばにある河原の歩道。

確かその辺に少し歩けるとこがあったはず。行った事がないから行ってみようと、軽い気持ちで全く下調べもせずに訪れた日のお話です。

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昔ながらの河川の形とその周辺。

篠路川の川面

ここから歩いていく。

歩き始めの場所は広場になっていて、ここからは昔ながらの蛇行した川の形や、自然のままの中洲、そして向こう岸の高い木々の風景が広がっていて、別に高い場所にいる訳ではないのに見晴らしがよく心地よい場所だ。

そこには大きめの案内板があって、全体の地図とともに周辺の植生や園路の詳細まで親切に書かれているが、はじめて歩くところだから思うままに進みたいし、歩いていて気になった場所で立ち止まりたい。案内板は帰りに見ればいいや。

そんなふうに思うのはぼくだけでしょうか。

ともかく、ここから川沿いの通路が続いているのが見えるので早速歩き進めていこう。

左岸の遊歩道を進んでいく。

篠路川沿いの散策路

夏はうっそうとしていただろう。

通路は舗装されて整備されていて歩きやすい。でもその周辺は低めの背丈の木々が多く生えていて、この感じも昔ながらの川辺の風景なんだろうと思いながら歩き進める。

きっと夏は鬱蒼としていてもう少し暗く感じるのかもしれない。

ちなみに川の右岸と左岸は下流に向かって右手が右岸で左手が左岸だ。いまは上流側に向かって進んでいくので篠路川の左岸を歩いていることになる。

なんらかのアンテナ塔。

ぼくはアンテナの類はあまり詳しくない。まあ普通そうかもしれない。

けれどこういうのも知っているとなにかと便利だろうなとは思う、携帯基地局のアンテナかな。残念ながらまるでわからないのだけれど、川辺の木々の隙間から巨大なアンテナが見えるのは、昔と現代を行き来しているみたいで面白いのは確かだ。

右岸への橋を渡る。

篠路川

しばらく進むと分岐がある。

どうやらその分岐を左に折れると川を跨ぐ橋があるみたいだ。

吸い込まれるように橋の上まで来た。川面は茶色が印象的でその向こうは蛇行していて見えなくなっている。とても川らしさがあっていいと思う。

まっすぐに形を変えて護岸もがっしりとしている様な現代の川では、水が溢れたり誤って足を踏み入れてしまうリスクも低く安心で安全だろうけど、こんなふうに昔ながらの川の様子が見られるとなぜだか心躍る。

篠路側の右岸風景。

篠路川の右岸からの眺め

右岸はダイナミックに風景が変わる

橋を渡りきり右岸へ出ると目の前には広大な土地が広がっていた。農地だろうと思うが、さっきまでの左岸での鬱蒼とした感じからは想像も付かない光景だ。

川を渡るだけでこんなにもダイナミックに風景が変わるのはなんだか嬉しい。

おおげさかも知れないが、山を登っていて山頂に着いて眼下に広がる風景を見ているときみたいな気分だ。

背の高い木々の間を抜けて。

まだ残っていた葉が迎えてくれた。

右岸を下流側へと歩き進めるうちに背の高い木々のゾーンがやってきて、歩道はその間を抜けていくように続いていく。

初冬だというのにまだ葉は少しだけ残っていて、風景に彩りを添えているのが嬉しい。

やはりこの篠路川の周辺は昔ながらの風景のままだと思う。正確にいえば昔の風景のままなのだろうと思わせてくれるということか。

まあどちらでもいいのだけれど、夕刻に進む陽が斜めに差し込んできて、木々の影が縞模様に地面に映るのは何と美しいことだろうと思う。

そして歩道はここで車道と一瞬合流する。というより歩道を一瞬見失ったときに出たのが上の車道だった。

おそらくこの道も昔からあったものかもしれない。

気が付くとぐるりと一周していた。

最初のポイントまで戻ってきた。

相変わらず眺めの良い広場だ。

そういえばぐるりと川の周りを一周したけれど誰ともすれ違わなかったな。

すぐ側には巨大なリゾートホテルがあって、たくさんの人で賑わっているというのに、信じられないくらい静かな場所だ。

右岸への橋を渡る前に。

実は左岸から右岸へと渡る前にもう少し左岸を歩き進めていました。

どこまで歩いたかといえば伏籠川から北海道教育大学の前まで続く「藍の道」のところまで。その後も川沿いの歩道は続いているようでしたが、夕刻が進み暗くなるまで歩くような場所でもないので、そうそうに引き上げて右岸へと渡りぐるりと川の周りを一周したという具合でした。

まだ続くであろうその先はまたいつか訪れたいと思います。

この季節がよかったのかも知れません。

軽い気持ちで歩き始めた「篠路川・自然とふれあいの広場」でしたが、思った以上に広く長く続く場所でした。

初めはこんな冬に向かう季節に訪れてしまってと思っていたのですが、茂みは程よく歩きやすくなっているし虫もほとんどいなくて、とても良い季節に訪れた気がしました。

中洲から大きな鳥が飛び立つ瞬間が見えたり、小鳥の群れがいたり、昔からの川の形が残っているからこその風景なのだなと思わずにはいられません。

札幌の中にもこんなにも静かな場所があるんだなと再発見した初冬の頃でした。

今日も最後までおつきあいいただきありがとうございました。

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