冬の夜にしんしんと雪が降る中の風景を撮りたいと思ったのだけれど、ここ数日はそんな雪が降る事もなく、今シーズンは雪の日があとどれくらいあるかもわからない。
それに夜の写真を撮りに行くなら休みの前の日がいいなあとか。
そんな言い訳みたいなものならすぐに思いついた。
でもこの日はまだ2月の中旬で積雪も残っていたので、夜の駅前にでも行ってみれば、何かしら良い風景に出会えるかもしれない。
そう思いながらロイズタウン駅まで来てみた。
夜の風景を撮りたくてロイズタウン駅まで行き、夜に浮かび上がる街灯の中を撮り歩いたことを書いています。
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夜を照らす街灯や、列車の灯りの風景

SONY α6500 / Sigma 56mm F1.4 DC DN
ISO100 0ev 1/20s F1.4

SONY α6500 / Sigma 56mm F1.4 DC DN
ISO320 0ev 1/20s F1.4
駅前には車やバスが回転するロータリーのような道があって、そこから駅舎にかけて明るい照明で照らされていた。
ロイズの工場へ続く道沿いの街灯もそんなふうだった。
ここだけが浮かび上がる。
駅前を歩きながら写真を撮っていると、遠くから光の列がやってきた。
それは当別駅方面からの列車でした。
駅前や道路の街灯こそ明るいけれど、それ以外は田畑のエリアで真っ暗なので、何だかまるでこの駅のエリアと道路だけが浮かび上がっているみたいで。
やってきた列車は灯りを運んできて、また次の街まで灯りを運んでいくみたいな、なんだか不思議な雰囲気でした。
静かな場所にある新しい駅。
ロイズタウン駅はJR北海道の学園都市線、太美駅とあいの里公園駅の間に2022年に出来た新駅です。
近くにはロイズの工場があって、駅舎の差し色のブルーもロイズのコーポレートカラーに合わせたデザインになっている。
近年北海道では廃線や廃駅が続いているなか、この駅はJR北海道として20年ぶりの新駅として注目を浴びていました。
駐車場を備えた駅前広場は当別町によるもので、とても綺麗でデザインも美しい。
ロイズの工場へ続く道の街灯

SONY α6500 / Sigma 56mm F1.4 DC DN
ISO500 0ev 1/20s F1.4

SONY α6500 / Sigma 56mm F1.4 DC DN
ISO500 0ev 1/20s F1.4

SONY α6500 / Sigma 56mm F1.4 DC DN
ISO500 0ev 1/20s F1.4
駅の周りは田畑エリアで、街灯が照らす場所以外は夜の暗さで、しんとしている。
夜に続く動物のあしあと
冬の雪原は動物の動線を教えてくれる。
その足跡はキツネだろうか、蛇行しながら続いていて、夜の暗さとともに徐々に見えなくなっていく。
ロイズの工場までは徒歩で10分くらいだろうか、歩道は明るく照らされていて安心だ。
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冬の夜にさようなら

SONY α6500 / Sigma 56mm F1.4 DC DN
ISO640 0ev 1/20s F1.4
あいの里公園駅の方を眺めると、札幌大橋を照らす街灯がオレンジ色に輝いている。
まるで宇宙の中から遠い星雲を眺めてるみたいな気持ちにもなるのは言い過ぎだろうか。あれはM42オリオン座大星雲かななんてね。
どんどん気温がさがっていく。
雪も降っていないし風もない夜だけれど、じっとしているのは寒い。
冬履が踏み締める雪はギュギュという音がして、気温がぐんと下がってきたのもわかる。そろそろ帰ろうか。
夜の中に浮かび上がった駅を後にして札幌市内を通過すると、さっきまでの夜の暗さが嘘みたいに明るい。
まだ春の予感もしない2月の夜のことでした。



