海が見える坂の上、張碓町に佇む「yukimichi」さん。
僕は「張碓町」が昔からずっと好きでした。
きっかけは高校生の時に自転車で銭函へ来てから銭函界隈の雰囲気が好きになり、その後少し先にある張碓町の景色も好きになって頻繁に来るようになりました。
銭函は海岸沿いの平らなところに街があるのに対して、張碓は崖の上にあります。
なので眺めは銭函とは少し違って高いところから海を眺める事ができます。
そんな町に「yukimichi」さんというお店ができたらしく、早速行ってみました。
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「yukimichi」さんは、海が見える坂の上にあります

坂の上というのがどんな所か。
写真で見るとわかるのですがこんな感じです。お店の前から撮りました。
僕が行った時は雪が降り始めていたので、あまりよく見えないのですがこの坂道の突き当たりは海になっていて、晴れた日などはとても綺麗に水平線が見えます。
暖かな明かりが初冬の季節にこぼれ出しています

合気道の道場も併設しているようです。
この日道場の方はやっている感じはありませんでした。
暮らしのものと合気道の道場の組み合わせってなんだか一見不思議ですけど、よく考えたらしっくり来るような気もします。
木の外壁が温もりを感じます

今日が営業日かどうかも下調べせず来てしまったのですが、OPENとありますからどうやらやっているようです。
早速入ってみます。
建物の中は暖かくてメガネが曇ります

中の扉もとても美しいです。
僕が好きな張碓の街にこんなに素敵なお店ができて、扉を開ける前から感動です。
「こんにちは」と言っておじゃまします。
海側の大きな窓と、東側の小さな窓が印象的です

店内は明るくて暖かくて、寒い冬の日にはとても心温まります。
東側の窓はまるで絵画が飾られているようで、海側の大きな窓からは張碓の自然がよく見えます。
日本全国、様々な地域の作家さんの作品が置いてあります

「器と暮らしのもの」のお店らしく、置いてある品はまさにそのものでした。
お店の方と少しお話ししましたが、以前は十勝の方にお店がありこちらへ移転されて来たそうです。
窓もまるで作品のようにうつくしいです

色々なものが置いてありますが、僕はあまり器や暮らしのものに詳しくはないので、
「こういうお店です」となかなかうまく説明できません。
ぜひ実際に行ってみて自分の目でみてほしいなあと思います。
とても良いお店です。
矢野顕子さんの「ひとつだけ」という名曲が思い浮かびました
お店の人によって選び抜かれた素晴らしいものが置いてあります。
店内の明かりもやはり暖かく作品を照らしています。
僕はどれかひとつを買って、家で暖かいものを飲もうと思いました

そう考えると、すごく悩みます。
どれもこれも魅力的なのです。
僕は器には詳しくないので直感で決めることにしました。
「どれで暖かいものを飲みたいだろうか」と。
これをひとつ買いました

お茶をいれて飲んだらとっても美味しかったです。
器って大事ですね、大切にしようと思います。
- 車:国道5号線小樽方向、オーンズ入り口手前の川を渡った所を右折
- バス:JRバス「春香」と「桂岡」バス停の中間あたり
- JR:銭函駅西側踏切を渡り、坂道を登って最初の信号機で右折、直進し川を渡った辺り
銭函駅からだと結構歩きます。歩くのが好きなひとなら銭函駅からの登り坂のロケーションとか、川を渡って「yukimichi」さんのある坂道に着くと海が見えたりとか、歩いていても楽しめますが、真冬の吹雪の日とかはちょっと辛いかもしれません。
とても素敵なお店なので、ぜひ行ってみてください
2016/12/23 追記
後日雪の日に銭函駅から歩いて行ってみました
そしてさらに
2017/3/7 追記
雪が解けはじめた頃、坂道からきれいな青い海が見えました
2017/7/10 追記
とても暑い夏の日、海岸通りのベンチから海が見えました